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ニキビと食べ物は関係ない? 200年前の日本人の食から検証!

2019年06月03日 03時09分

いつの間にか鼻やほっぺにあらわれる「ニキビ」

ストレスや食生活に乱れなど、様々な原因が考えられています。

一般に、脂っこいものや甘いものを食べすぎるとニキビが出やすいと言われています。

その一方で、ニキビと食事の関係について医学的な根拠は見つかっていないのです。

今回注目したいのが江戸時代の人々の生活習慣。

「ニキビがなかった」ともいわれる江戸時代ですが、実際はどうだったのでしょう?

200年前の日本の食生活から、ニキビと食べ物の関係について検証してみたいと思います。
 

ニキビと食べ物は関係ない?

ニキビの原因は皮脂が過剰に分泌し、毛穴がつまり、皮脂を餌にする「アクネ菌」が毛穴で繁殖することです

健康な状態の毛穴は皮脂が適切に排出され、はがれた角質も皮脂と一緒に排出されます。

ところが、排出の流れが滞ると、毛穴がつまってしまうのです。

「アクネ菌」は皮膚の常在菌なのですが、過剰に増えてしまうと毛穴の炎症を引き起こしたりします。

大人になってからできるニキビは、ホルモンバランスが乱れて皮脂が過剰分泌されるのが原因のひとつです

ホルモンバランスに影響を与える要素として「睡眠不足」、「ストレス」、「生活習慣の乱れ」、「月経」などが知られています。

また、外部からの影響として紫外線や乾燥によって角層のターンオーバーが乱れて、角層剥離が進むといったことが知られています


 

江戸時代の食事からニキビと食べ物は関係ないのか考える

日本人のニキビの原因として、食生活の西洋化や砂糖や乳製品の摂取の増加があげられることがあります

一方で、今世界的には「和食」が健康食として人気を博しています。

では、日本が西洋化する前の日本人はニキビとは無縁だったのでしょうか?

江戸時代の都会の生活を見ていきながら、日本人とニキビの関係を見てみましょう。

ニキビに悩まされていた江戸の庶民


江戸(東京)のの文献を調べると江戸の人々はニキビの悩みを持っていたことがわかります

(きんのうちじゅつぜんしょ)』は、享保9年(1724年)に出版された、江戸時代の生活百貨です。

この頃は、元禄文化が花開き都市部の人々の生活水準も上がりはじめた直後でした。

「面胞(にきび)を治する伝」として、次のような記述があります

「密陀僧(みつだそう)を粉にし、女の乳汁にてとき、寝さまに面にぬり、明くる日洗い落とすべし」

密陀僧とは、一酸化亜鉛の一種です。顔料の粉末と母乳と顔に塗って寝る、パックで肌のケアをするといい、という記述です。


 

高炭水化物、高塩分だった江戸庶民の食生活

江戸時代の初期までは、庶民の暮らしは一汁一菜、1日1食の質素なものだったようです

<江戸時代の家庭の食事再現>


出典:「日本食文化の醤油を知る」

ところが、1657年1月18日に江戸を焼き尽くす明暦の大火(めいれきのたいか)が発生します。

街の復興のために全国から左官職人や大工などが江戸に集まってくるようになりました。

すると、独身の職人をターゲットにした外食産業が盛んになります。

職人の集まる場所にはフードコートのように屋台が出るようになり、人気だったようです。

また、江戸は全国のお米が集まってくる場所でもあったので精米した米が安価に手に入りました

江戸の成人男性が1日に消費するお米はなんと5合!

家で食べるおかずは漬物、納豆汁といった質素でヘルシーなものでしたが、ご飯をもりもり食べていたのです。

炭水化物は、消化されると糖分に変化します

外食ブームと生活習慣の変化

また、1日3食の習慣ができたのも元禄年間(1688~1704)といわれています

元禄時代は照明器具が進化し、行灯や提灯が使われるようになった時代。

人々は夜遅くまで仕事するようになり、夜遅くに小腹を満たすために外食するようになります

江戸の街には脂っこい天ぷらや濃厚なタレで味付けした江戸風うなぎといった屋台が立ち並んでいました。

関東風濃口醤油が人気を博すようになり、高塩分高カロリーなファーストフードに需要が集まったのです。

塩分摂りすぎは、体内の水分が奪われるリスクがあり、肌の水分不足による乾燥やニキビのリスクとなりま

まとめ


ここまで、江戸の人々はニキビに悩んでいた、食生活が多様だったという点を見てきました。

要点をまとめてみます。

・ご飯を大量に消費し、糖分過多であった

・夜は脂っこく塩分の高い外食が中心

・夜更かしの習慣ができた


今いわれている食べ物とニキビの関係、問題点に近い要素が見てとれますね

もちろん、現代にはないニキビの要因も存在したかもしれません。

しかし、現代と比べ江戸時代の食事はずっとシンプルです。

添加物の影響もない、ファミレスもコンビニもありませんから、食事のメニューも限定的。

だからこそ、食事の内容や、食べかた、生活習慣がニキビとして反映されやすかったと考えられます。

現代の私たちが歴史から学べることは、肌やニキビについて理解を深め、偏らない食事を摂り、規則正しい生活を維持することでニキビケアできるということですね